お店のLINE公式アカウントは、無料で開設でき、スマートフォンからでもパソコンからでも作れます。手元に必要な情報を用意しておけば、閉店後のすきま時間を使って短時間で手続きが終わります。個人のLINEとは別のアカウントになるため、プライベートとお客さんの連絡が混ざる心配もありません。
はじめる前に用意するもの
- 携帯電話番号:本人確認のためにSMS(ショートメッセージ)を受け取れる番号が必要です。SMSが受け取れない場合は、電話で確認することもできます。
- メールアドレス、または個人のLINEアカウント:ログイン用のビジネスIDを登録するときに使います。
- パソコン、またはスマートフォン:どちらからでもアカウントの作成ができます。パソコンで登録する場合は、すすめられているGoogle Chromeを用意しておきます。
- お店の写真:アイコンに設定する看板やロゴの写真と、プロフィールの背景に設定する写真を用意します。
- お店の基本情報:営業時間、定休日、電話番号、住所など、プロフィールにお客さん向けに載せる情報を手元に控えておきます。
作る前に知っておくこと
個人のLINEとは別のアカウントになる
LINE公式アカウントは、普段使っている個人のLINEとは別のアカウントになります。やり取りはお店用の管理画面で行います。仕事とお客さんの連絡を分けて管理できます。
お金がかかるのはメッセージを多く送るときだけ
LINE公式アカウントは、アカウントを作る費用も月額の基本料金も、最初はかかりません。お金がかかるのは、毎月決められた通数を超えてお客さんにメッセージを送るときだけです。
料金プランには以下の3つがあります。こちらは2026年10月20日に確認した情報です。
- コミュニケーションプラン:月額0円(税別)。無料で送れるメッセージは月に200通までです。月200通を超えて追加でメッセージを送ることはできません。
- ライトプラン:月額5,000円(税別)。月に5,000通までメッセージを送ることができます。追加で送ることはできません。
- スタンダードプラン:月額15,000円(税別)。月に30,000通までメッセージを送ることができます。追加のメッセージは1通あたり約3円(税別)で送ることができます。
料金プランや追加メッセージの費用は、時期によって変わることがあります。実際に2026年10月1日にも追加メッセージ料金が改定されました。
まずは月額0円のコミュニケーションプランで開設します。友だちが増えて毎月200通では足りなくなった段階で、有料のプランを検討してください。
「未認証」と「認証済み」の違い
LINE公式アカウントには、未認証アカウントと認証済みアカウントの2種類があります。未認証アカウントは、審査なしで作れるアカウントです。認証済みアカウントは、申し込みのあとに審査があり、認証されると認証バッジが付いて友だち追加広告を出せるようになります。
お店のアカウントは、未認証のままでも使えます。最初から認証を受ける必要はありません。認証を受けたいときは、後から管理画面の「設定」にある「アカウント認証をリクエスト」から申し込むことができます。
作り方(6つの手順)
手順1 「LINE公式アカウントをはじめよう」のページを開く
ブラウザで「LINE公式アカウントをはじめよう」のページを開き、画面の「LINE公式アカウントをはじめる」を選びます。パソコンで登録するときは、Google Chromeを使うことがすすめられています。ログイン方法を選ぶ画面が表示されればOKです。
手順2 ビジネスIDのログイン方法を選ぶ
管理画面に入るためのビジネスIDでログインします。画面にある「LINEアカウントで登録」(いつもの個人のLINEで登録)か、「メールアドレスで登録」を選びます。今回は「メールアドレスで登録」を選び、メールアドレスの入力画面になればOKです。
手順3 メールアドレスの登録とパスワードの設定
メールアドレスを入力して「登録用のリンクを送信」を選びます。届いたメールの「登録画面に進む」から、氏名とパスワードを決めて登録します。本人確認の画面が表示されればOKです。
手順4 SMSまたは電話による本人確認を行う
携帯電話番号を入力して本人確認を進めます。届いたSMSをもとに画面の説明に沿って確認するか、SMSが受け取れない場合は電話で確認します。アカウントの情報を入力する画面になればOKです。
手順5 アカウント情報の入力と組織の連携を行う
アカウント名や業種などの必須項目を入力し、利用規約に同意します。このとき「ビジネスマネージャーの組織」をつなぐ必要があり(2025年6月25日から必須)、組織がなければその場で作成します。「確認」が選べる画面になればOKです。
手順6 入力内容の確認とアカウントの作成
「確認」を選び、これまで入力した内容を確かめます。内容に間違いがなければ、作成を実行します。登録処理が進み、管理画面に入れたらOKです。
開設したら最初にやること
アイコンと背景の写真を登録する
管理画面から、アカウントの顔となるアイコン写真と、プロフィールの背景写真を登録します。アイコン写真には看板やロゴ、料理の写真を設定し、背景写真には店内の様子などを選びます。写真を登録しておくことで、お客さんがどこのお店のアカウントかわかるようになります。
あいさつメッセージを整える
お客さんが友だち追加をしたときに自動で届くのが、あいさつメッセージです。最初から入っている定型文のままにせず、友だち追加への感謝とお休みの案内などを届けることを、お店の言葉で書きます。スマートフォンの画面ですぐに読める長さにまとめておきます。
プロフィールに営業時間と連絡先を入れる
プロフィールの設定画面から、営業時間、定休日、電話番号、住所を登録します。営業時間や定休日を書いておくと、お客さんがLINEを開いたときに営業中かどうかがわかります。電話番号や住所をプロフィールに入れておくことで、お客さんに見せられる準備が整います。
うまくいかないとき
SMSの確認コードが届かない場合
携帯電話番号を入力したのにSMSが届かない場合は、電話での確認を選びます。画面の説明に沿って電話で確認を進めることで、本人確認を行うことができます。
ビジネスマネージャーの組織がわからない場合
アカウント情報の入力画面で組織の選択を求められたら、組織があるかどうかを確認します。組織がない場合は、その場で作成できる仕組みになっています。画面の案内に沿って新しい組織を作成し、そのままアカウントとつないでください。
パソコンで画面がうまく進まない場合
パソコンで作業していて画面がうまく進まないときは、使っているブラウザを確認します。LINE公式アカウントの登録や管理画面は、Google Chromeを使うことがすすめられています。別のブラウザを使っている場合は、Google Chromeで開き直してみてください。
よくある質問
お金はかかりますか
アカウントの作成は無料です。月に200通までのメッセージであれば、月額0円のコミュニケーションプランのまま使い続けることができます。
スマホだけで作れますか
スマートフォンだけでも作ることができます。LINE公式アカウントのアプリから開設できます。
認証済みにしないといけませんか
認証済みにする必要はありません。未認証のままでも使えます。必要になったときに、管理画面の「設定」にある「アカウント認証をリクエスト」から申し込むことができます。
まとめ
お店のLINE公式アカウントは、無料で開設でき、最低限の設定まで短時間で進められます。アイコンやあいさつメッセージ、基本情報を整えておけば、いつお客さんに見せても安心です。次の作業として、友だちを増やすためのQRコードを店内に置いてみてください。

